オレゴンサンストーンの鉱物データ
臨海角度 & パビリオンの角度
- 42度(ただし、パビリオンは43度以上がより良い)
硬度
- 6.5~7.0
- オレゴンサンストーンの硬度は、アメシスト、タンザナイト、ガーネット、トルマリン、ペリドット、クンザイト、オパールなどのミネラル以上です。
地質時代と採掘場所
- 1550万年~1650万年
- オレゴンサンストーンは、通常、玄武岩質の溶岩層で見つかります。PANA MineとSunstone Butteの両鉱山(もともとは一つの鉱山でしたが)で見つかるオレゴンサンストーンは、非常にゆっくりと冷えた大型のマグマ溜まりの中に作られたため、幅広い大きさ、透明度、および色の結晶が出来ました。
屈折率
- 1.560~1.575
- オレゴンサンストーンの屈折率は、エメラルド、アメジスト、アクアマリン、アンデシン、アイオライト、シトリン、ヘリオドールなどのミネラル以上です。
放射能
- オレゴンサンストーンは放射性ではありません。したがって、手に取ったり、保管したり、ジュエリーとして身につけたりするには何の問題はありません。
公知の処理
- 熱や照射線による処理は、色付き(例えば、赤、オレンジ、緑、青・青緑、パパラチア、多色など)のオレゴンサンストーンの色合いや透明度を向上させないため、通常行っていません。
- 淡いゴールド、麦わら色、および無色のオレゴンサンストーンおよび/またはメキシコ、モンゴルおよび他の産地の無色のオリゴグラーゼを、シングルステップまたはマルチステップの拡散処理が施されることにより、豊かな赤、青、緑、さらにはバイカラーや二色性の石に変えることがあります。このような石は「アンデシン」、「プレシャスサンストーン」、や「オレゴンサンストーン」というブランドで販売されていることがあります。黄色・ゴールドのオレゴンサンストーンに放射線を浴びせることによって均一なオレンジ色に変える手法が知られています。このようなまがい物の一部は、米国に逆輸入されていますが、ほとんどはタイやインドの業者が販売しています。宝石鑑別士は、化学式、色の分布、屈折率などによって、本物と偽物を見分けることができます。