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オレゴンサンストーンには、あらゆる色の組み合わせがあると言っても過言ではありません。以下のリストには、もっとも一般的な色合いのみについて述べています。
No.
色
詳細な説明
希少度
(10点満点)
採掘場所
「希少度」は、色、色調、彩度、透明度や重量に基づいて決まります。
+
x
1
T
無色、ゴールド、麦わら色、シャンパン色
オレゴンサンストーンの中で最も一般的な色です。オレゴンサンストーンの3つの採掘エリア(Little Eagle Butte、Rabbit Basin、Ponderosa Mina)では淡いゴールド、麦わら色、シャンパン色がもっとも一般的です。一般的とは言え、これらの色の原石から、コレクター向きの宝石や、安価なジュエリー向きの宝石を作ることができます。
1~4
無色、ゴールド、麦わら色、およびシャンパン色のオレゴンサンストーンは、「クリアサンストーン」とも呼ばれ、オレゴン州の南部の採掘地域(Rabbit Basin、Little Eagle Butte、ハーニー郡の中部)で採れます。
2
T
シラー
現在の価格は依然として非常に低いですが、これらは、オレゴン州の南部でしか採れない、非常に美しいな宝石のひとつです。一般的なシラーのオレゴンサンストーンは、ゴールド、麦わら色、シャンパン色、薄いピンク色をベースに、人気が高いシラー効果を放つ銅の微結晶インクルージョンを含んでいます。銅シラーには様々な種類や強度あります。詳細については、当ガイドの別の章をお参照ください。
2~5
シラーは、オレゴン州の南部の3つの採掘地域で採れます。メキシコでは、シルバーシラーと絹のような銅シラーのサンストーンが見つかっていますが、オレゴンサンストーンにような美しさはなく、シラー効果があまり強くないため、コレクターやジュエリー職人の間では需要があまりありません。
3
T
黄色
黄色は、特にパステルの色合いのものは、比較的安価です。濃い黄色のオレゴンサンストーンは稀で、高値が付きます。
2~5
パステルまたは淡い黄色のオレゴンサンストーンは、オレゴン州の南部の3つの採掘地域で採れます。
4
T
ゴールド・ピンク
この色合は通常、淡いパステル色で見つかります。ゴールド・ピンク色のオレゴンサンストーンは、ゴールド色、麦わら色などの「クリアサンストーン」よりも魅力的でありながら、安価で入手できます。
2~5
ゴールド・ピンク色の銅含有オレゴンサンストーンは、オレゴン州の南部の採掘地域(Rabbit Basin、Little Eagle Butte、ハーニー郡の中部)で採れます。
5
T
ピンク
ピンク色のオレゴンサンストーンは、様々な色合いがあり、価値はその色合いに依存しています。淡いピンクの色合いは最も安価です。赤みのある均一で濃いピンク色は最も高価です。
3~6
ピンク色のオレゴンサンストーンは、オレゴン州の南部の採掘地域(Rabbit Basin、Little Eagle Butte、ハーニー郡の中部)で採れます。
6
T
ルートビア、真鍮色、栗色、マホガニー色
これらの4つの色とその色合いはユニークではありますが、鮮やかな赤、緑、青緑、マルチカラーほどの希少度と高値が伴わないため、カラット単価が低価で人気があります。コレクターは特に4.00ct以上のこれらの色の宝石を好む傾向があります。
3~6
これらの珍しく、ユニークなオレゴンサンストーンはオレゴン州の南部の採掘地域(Rabbit Basin、Little Eagle Butte、ハーニー郡の中部)で採れます。中では、真鍮色とルートビア色は、二色性原石の緑/青緑と赤/ピンクが混ざることでできます。
7
T
桃色
ジュエリー向きの魅力的な人気の色です。淡い桃色は、パステル色やオレンジ味のある濃い桃色より安価です。
4~7
Same as Pink, the Peach Oregon Sunstone is found in most mines across the Rabbit Basin, Little Eagle Butte and Central Harney county regions.
8
T
ゴールド・緑
コレクターやジュエリー職人の間で人気が高まりつつあるパステルカラーのオレゴンサンストーンです。この色の宝石は、明るく鮮やかです。
4~7
ゴールド・緑色のオレゴンサンストーンは、オレゴン州の南部の採掘地域(Rabbit Basin、Little Eagle Butte、ハーニー郡の中部)で採れます。
9
T
ピンク・オレンジ
ジュエリー職人、コレクターおよび投資家が求める人気のある色です。ピンク・オレンジ色合いが濃ければ濃いほど魅力を発揮し、浅い色合いの宝石より高値が付きます。
5~8
この美しい色のオレゴンサンストーンは、オレゴン州の南部の採掘地域(Rabbit Basin、Little Eagle Butte、ハーニー郡の中部)で採れます。
10
T
赤・銅
この魅力的な色は様々な彩度や色合いで発見されています。最近となって、人気が高まりつつあります。色合いが濃ければ濃いほど、カラット単価が高くなります。
5~8
赤・銅のオレゴンサンストーンは、オレゴン州の南部の全ての採掘地域で採れます。
11
T
赤・ピンク
高級ジュエリーに最適で美しく、高値が付く色のオレゴンサンストーンです。色合いが濃ければ濃いほど高値が付きます。
6~9
赤・ピンクのオレゴンサンストーンは、オレゴン州の南部の全ての採掘地域で採れます。
12
T
インペリアル(二色性)
非常に希少な色です。ピンク~桃色ないし赤・銅の二色性を発色し、両側に澄んだ赤色を発色します。インペリアルオレゴンサンストーンは、オウロ・プレット (ブラジル) で採れる希少なインペリアルトパーズによく似ています。インペリアルサンストーンは、高級ジュエリー職人、コレクターおよび投資家の間で人気があり、需要が高いです。
6~9
インペリアル二色性のオレゴンサンストーンは、オレゴン州の南部の全ての採掘地域で採れます。鉱山によってこの貴重な色の原石の採掘量は異なります。詳細については各鉱山にお問い合わせください。
13
T
パパラチア
この素晴らしくて希少な色のオレゴンサンストーンは、蓮の花から名前を取っています。パパラチア色のオレゴンサンストーンはピンクとオレンジがバランスよく混ざり合ってできるものです。様々な色合い・彩度で発見されていますが、色合いが濃く、ピンクとオレンジがはっきりしているものほど高値が付きます。4ct以上でなおかつカットが良い宝石は投資家の間に需要があります。
6~9
パパラチア色のオレゴンサンストーンは、オレゴン州の南部の全ての採掘地域で採れます。ただし、鉱山によって採掘量が異なり、全体的な採掘量は依然として少ないです。
14
T
オレンジ
銅含有オレゴンサンストーンの中で特に人気のある、希少な色です。パステルオレンジから濃いオレンジまで、様々な色合いや彩度で発見されており、スペッサルティンやマンダリンガーネットのような赤い色合いも発色します。この色のオレゴンサンストーンは、ジュエリー職人、コレクターおよび投資家の間で大変人気があります。3ct以上の良質の宝石は、良い投資となるでしょう。
6~9
オレンジ色のオレゴンサンストーンは、オレゴン州の南部の採掘地域(Rabbit Basin、Little Eagle Butte、ハーニー郡の中部)の一部で採れます。年間の採掘量は依然として低く、数百グラムしか採れていません。詳細については各鉱山にお問い合わせください。
15
T
赤・オレンジ
希少で需要がある色です。赤・オレンジのオレゴンサンストーンは、すでに高級な宝石として取引されており、ジュエリー職人やコレクターの間では特に人気があります。4ct以上で尚且カットが良い宝石は投資家の間に需要があります。
6~9
赤・オレンジのオレゴンサンストーンは、オレゴン州の南部の全ての採掘地域で採れます。この人気のある色の原石の採掘量は鉱山によって異なります。
16
T
ウォーターメロン
非常にユニークな色で、美しいカービングになります。ウォーターメロンの中で様々な色合いや彩度のものがあり、濃い緑のコアの周りに鮮やかなピンクや赤があるものは最も価値があります。淡い色合いのものや中程度の彩度のものでも、赤・ピンクおよび緑・青緑がはっきり別れているピースであれば、コレクター、ジュエリー職人および投資家の間で高い需要があります。
6~9
ウォーターメロン色のオレゴンサンストーンは、オレゴン州の南部の全ての採掘地域で採れます。この人気のある色の原石の採掘量は鉱山によって異なります。
17
T
バイカラー
非常にユニークな色で、美しい宝石やカービングになります。バイカラーの中で様々な色合いや彩度のものがあり、色合いが濃いバイカラーのオレゴンサンストーンは最も価値が高い種類の一つです。淡い色合いのものや中程度の彩度のものでも、色がはっきり別れているピースであれば、コレクター、ジュエリー職人および投資家の間で高い需要があります。
6~9
バイカラー色のオレゴンサンストーンは、オレゴン州の南部の全ての採掘地域で採れます。この人気のある色の原石の採掘量は鉱山によって異なります。詳細については各鉱山にお問い合わせください。
18
T
赤(通常の色合い全て)
オレゴンサンストーンのことを良く知るコレクターやジュエリー職人の間で大変人気のある希少な色です。3ct以上で、インクルージョンのない宝石は、投資家やレアストーンコレクターの間で人気があります。
7~10
赤レンガ色、ブラックチェリー色、サーモン色などの赤の色合いのオレゴンサンストーンはオレゴン州の南部の全ての採掘地域で採れます。この需要の高い色の原石の採掘量は鉱山によって異なります。詳細については各鉱山にお問い合わせください。
19
T
スピネルレッド、チェリーレッド
スピネルレッドとチェリーレッドの両色合いはオレゴンサンストーンのもっとも希少で人気のある色の一つです。最高級の赤いオレゴンサンストーンの価値は年々に上がっており、これからも大きく上がることが期待されています。高級ジュエリーには、この赤いオレゴンサンストーンが使用されることがあります。3ct以上の宝石は、投資家やコレクターの間で高値で取引されています。
7~10
従来から、Dust DevilなどのRabbit Basin地域の鉱山で最高の赤いオレゴンサンストーンが採掘されてきました。2011年から、Little Eagle Butte地域の鉱山(PANA MineおよびSunstone Butte Mine)では、大きくて高品質の赤い原石が採掘されています(最近のGIAによる発表をご参照ください)。オレゴン州の南部の他のオレゴンサンストーン鉱山でも、素晴らしい赤い原石が採れます。
20
T
ネオンレッド
ネオンレッド色のオレゴンサンストーンは、あらゆる赤い宝石の中で最も価値のある色です。年に数個しか採掘されないこの色のサンストーンは認識度が上がるのに伴い、価値が上がっています。ジュエリーに仕立てた場合、ネオンレッド色のオレゴンサンストーンは驚くほど美しく、それに勝る赤い宝石はありません。ネオンレッド色のオレゴンサンストーンは、ビルマ産ルビーやロシア産の赤いルベライトにも匹敵します。
7~10
従来から、Dust DevilなどのRabbit Basin地域の鉱山で最高のネオンレッド色のオレゴンサンストーンが採掘されてきました。2012年から、Little Eagle Butte地域の鉱山(PANA MineおよびSunstone Butte Mine)では、大きくて高品質の原石が採掘されています(最近のGIAによる発表をご参照ください)。オレゴン州の南部の他のオレゴンサンストーン鉱山でも、素晴らしいネオンレッド色の原石が採れます。
21
T
緑(通常の色合い全て)
緑色のオレゴンサンストーンは全て、希少度・価値共にトップクラスになります。ピーコック(孔雀)グリーン、パステルグリーン、シーフォームグリーン、ネオングリーン、グラス(芝)グリーンなどのオレゴンサンストーンはもっとも価値の高い色の宝石になります。ほとんどの緑色のオレゴンサンストーンは、二色性を強く発色し、一つまたは二つに光軸に緑色を発色するとともに、残りの光軸にピンク、オレンジ、桃色、または赤(またはそれらを混ざった色合い)を発色します。研磨の際、原石の正面が正しい方向に合わさっていれば、出来上がるルースは主に緑色を発色し、二次的にピンク、赤、オレンジ、桃色ならびに紫色を発色することになります。中程度または濃い緑色のオレゴンサンストーンは非常に珍しく、ダイヤモンド、サファイア、エメラルド、ルビーと比べて、採掘量が少ないです。 緑色のオレゴンサンストーンは、年々価値が上がっていくと予想されています。また、Darryl Alexander氏, Dalan Hargrave氏, John Dyer氏, Aaron Sangenitto氏など、多くの著名な職人が、緑色のオレゴンサンストーンを好んで使っています。
7~10
2011年に発見されたLittle Eagle Butteの鉱山(複数あり)は、大きくて良質の緑色のオレゴンサンストーンが安定して採掘できることで知られています。他の鉱山でも、素晴らしい緑色のオレゴンサンストーンが採れます。詳細については各鉱山にお問い合わせください。
22
T
緑・青
緑・青色のオレゴンサンストーンはすべて非常に珍しいものです。色合いの淡いものより、中程度または濃い色合いの宝石が高価です。3.00ct以上の緑・青オレゴンサンストーンのルースはレアストーンコレクターや投資家の間で高い需要があります。サファイア、トルマリン、スピネルなど、年間採掘量が何百キロの貴石・半貴石と違って、色合いの濃い緑・青オレゴンサンストーンの年間採掘量が非常に低いです。したがって、今度もこの色のオレゴンサンストーンの価値は上がっていくと予想されます。
7~10
緑・青色のオレゴンサンストーンは、Little Eagle Butte鉱山やRabbit Basinの他の鉱山で採ることができます。詳細については各鉱山にお問い合わせください。
23
T
青、青緑
青、青緑色のオレゴンサンストーンは、価値、希少度ともに最も高い種類の一つです。真っ青なルース(緑味あり)は非常に希少度が高く、年間採掘量が何百キロあるダイヤモンド、ルビー、エメラルド、タンザナイトなどと違って、年間採掘量が非常に低いです。この色のオレゴンサンストーンは、高級ジュエリー職人、コレクター、および投資家の間に高い需要があります。青、青緑色のオレゴンサンストーンは市場に浸透するにつれ価値が上がっていくと期待されています。、
8~10
2011に発見されて以来、Little Eagle Butte鉱山、特にPANA mineやSunstone Butte鉱山にて大きくて最高質の青、青緑色のオレゴンサンストーンが採掘されています。また、スネークバイトピット(Dust Devil鉱山の採掘場)、Spectrum鉱山、およびDouble Eagle鉱山にて、高品質の青、青緑色のオレゴンサンストーンが採れます。
24
T
紫、ワインレッド
良好な紫色を発色するオレゴンサンストーンのルースは、世界で指を折るほどしか存在しません。20年間、オレゴンサンストーンを採掘していますが、はっきりとした紫色のオレゴンサンストーンのルースは3個しか発見したことがありません。原石(ラフ)としての紫色の銅含有オレゴンサンストーンはありません。この色は、二色性の原石を計算して研磨することによって生まれます。青緑と赤色がうまく混ざると、青緑や緑、赤いの色味のある紫色のルースができるかもしれません。ただ、アメシストのような紫色のオレゴンサンストーンを期待しないでください。完全に紫色やワインレッド色のオレゴンサンストーンは存在しません。本物の紫色のオレゴンサンストーンは、必ずそのベースとなる色味が確認できます。
8~10
オレゴン州の南部にある多数のオレゴンサンストーン鉱山から採掘される原石で、紫色のルースが作れています。
25
T
マルチカラー(ミスティック)
最も希少度が高く価値のあるオレゴンサンストーンの種類です。中程度または濃い色合いのマルチカラー(ミスティックとも呼ばられる)オレゴンサンストーンは、3つ以上のはっきりとした色を発色します。緑、青、青緑、赤、紫、ピンク、オレンジ、および桃色の全ての色を一つの宝石が発色します。光の条件や見る角度によって色や彩度が変わります。また、シラーが反射する光が美しさを増し、一つ一つの宝石を無二のものとします。この発色現像は他のどのミネラルでも見ることがでないので、ミスティックオレゴンサンストーンは伝説級の宝石であると言っても過言ではありません。
8~10
マルチカラー(ミスティック)オレゴンサンストーンは、Little Eagle Butte鉱山でよく採掘されています。また、Rabbit Basinの鉱山やハーニー郡の他の鉱山からもたまに採掘されます。
これまで、オレゴンサンストーンに含まれるシラーの統一した格付けシステムは存在しませんでした。この問題を解決するために、我々は合理的なシステムを考案しました。
下記の表は一見して複雑で難しく見えるかもしれませんが、実は非常にシンプルな構造となっています。当評価システムは、シラーの種類(スノーフレーク、線状、帯状など)の観点からではなく、審美的の観点や価値の観点に基づいて構築しました。
次の宝石の魅力と価値に影響する重要な要因は、シラーの強度です。中程度の強度を「0」として、弱いシラーを「-1」から「-3」、強いシラーを「+1」から「+3」として評価します。この二つの等級を組み合わせると、簡単で包括的なシラー評価システムになります。どなたでも、このシステムを少し勉強すればすぐに使えるようになるでしょう。
今後、このシステムが国際的に利用されることを期待しています。
シラーの品質
シラーの強度
非常に低い
低い
やや低い
中程度
やや強い
非常に強い
強い
高い(光を強く反射する。魅力的なシラー分布があると尚良い)あらゆる強度の中で最も望ましいシラーのタイプです。
等級A級
一般的なシラー
色コア+シラーの価値評価
A級 (-3)
70 %
100 %
A級 (-2)
80 %
100 %
A級 (-1)
90 %
90 %
A級 (0)
100 %
80 %
A級 (+1)
95 %
70 %
A級 (+2)
90 %
60 %
A級 (+3)
80 %
50 %
中程度(光をよく反射するが、そのシラーの約半分(又はそれ以下)にムラがある)
等級B級
一般的なシラー
色コア+シラーの価値評価
B級 (-3)
55 %
95 %
B級 (-2)
65 %
95 %
B級 (-1)
75 %
80 %
B級 (0)
85 %
70 %
B級 (+1)
80 %
60 %
B級 (+2)
75 %
55 %
B級 (+3)
70 %
50 %
低い(ある程度の光を反射するが、ほとんどのシラーは輝きがない)
等級C級
一般的なシラー
色コア+シラーの価値評価
C級 (-3)
40 %
90 %
C級 (-2)
50 %
90 %
C級 (-1)
60 %
80 %
C級 (0)
70 %
70 %
C級 (+1)
60 %
55 %
C級 (+2)
50 %
45 %
C級 (+3)
40 %
40 %
非常に低い(このタイプの銅シラーは暗くてムラがあり、ルースの魅力を損っている)
等級D級
一般的なシラー
色コア+シラーの価値評価
D級 (-3)
30 %
85 %
D級 (-2)
35 %
85 %
D級 (-1)
45 %
70 %
D級 (0)
50 %
60 %
D級 (+1)
45 %
45 %
D級 (+2)
35 %
40 %
D級 (+3)
25 %
35 %
✕
✕
✕
✕
✕
1 無色、ゴールド、麦わら色、シャンパン色
詳細な説明
オレゴンサンストーンの中で最も一般的な色です。オレゴンサンストーンの3つの採掘エリア(Little Eagle Butte、Rabbit Basin、Ponderosa Mina)では淡いゴールド、麦わら色、シャンパン色がもっとも一般的です。一般的とは言え、これらの色の原石から、コレクター向きの宝石や、安価なジュエリー向きの宝石を作ることができます。
希少度(10点満点) *
1 - 4
採掘場所
無色、ゴールド、麦わら色、およびシャンパン色のオレゴンサンストーンは、「クリアサンストーン」とも呼ばれ、オレゴン州の南部の採掘地域(Rabbit Basin、Little Eagle Butte、ハーニー郡の中部)で採れます。
「希少度」は、色、色調、彩度、透明度や重量に基づいて決まります。
x
2 シラー
詳細な説明
現在の価格は依然として非常に低いですが、これらは、オレゴン州の南部でしか採れない、非常に美しいな宝石のひとつです。一般的なシラーのオレゴンサンストーンは、ゴールド、麦わら色、シャンパン色、薄いピンク色をベースに、人気が高いシラー効果を放つ銅の微結晶インクルージョンを含んでいます。銅シラーには様々な種類や強度あります。詳細については、当ガイドの別の章をお参照ください。
希少度(10点満点) *
2 - 5
採掘場所
シラーは、オレゴン州の南部の3つの採掘地域で採れます。メキシコでは、シルバーシラーと絹のような銅シラーのサンストーンが見つかっていますが、オレゴンサンストーンにような美しさはなく、シラー効果があまり強くないため、コレクターやジュエリー職人の間では需要があまりありません。
「希少度」は、色、色調、彩度、透明度や重量に基づいて決まります。
x
3 黄色
詳細な説明
黄色は、特にパステルの色合いのものは、比較的安価です。濃い黄色のオレゴンサンストーンは稀で、高値が付きます。
希少度(10点満点) *
1 - 3
採掘場所
パステルまたは淡い黄色のオレゴンサンストーンは、オレゴン州の南部の3つの採掘地域で採れます。
「希少度」は、色、色調、彩度、透明度や重量に基づいて決まります。
x
4 ゴールド・ピンク
詳細な説明
この色合は通常、淡いパステル色で見つかります。ゴールド・ピンク色のオレゴンサンストーンは、ゴールド色、麦わら色などの「クリアサンストーン」よりも魅力的でありながら、安価で入手できます。
希少度(10点満点) *
2 - 5
採掘場所
ゴールド・ピンク色の銅含有オレゴンサンストーンは、オレゴン州の南部の採掘地域(Rabbit Basin、Little Eagle Butte、ハーニー郡の中部)で採れます。
「希少度」は、色、色調、彩度、透明度や重量に基づいて決まります。
x
5 ピンク
詳細な説明
ピンク色のオレゴンサンストーンは、様々な色合いがあり、価値はその色合いに依存しています。淡いピンクの色合いは最も安価です。赤みのある均一で濃いピンク色は最も高価です。
希少度(10点満点) *
3 - 6
採掘場所
ピンク色のオレゴンサンストーンは、オレゴン州の南部の採掘地域(Rabbit Basin、Little Eagle Butte、ハーニー郡の中部)で採れます。
「希少度」は、色、色調、彩度、透明度や重量に基づいて決まります。
x
6 ルートビア、真鍮色、栗色、マホガニー色
詳細な説明
これらの4つの色とその色合いはユニークではありますが、鮮やかな赤、緑、青緑、マルチカラーほどの希少度と高値が伴わないため、カラット単価が低価で人気があります。コレクターは特に4.00ct以上のこれらの色の宝石を好む傾向があります。
希少度(10点満点) *
3 - 6
採掘場所
これらの珍しく、ユニークなオレゴンサンストーンはオレゴン州の南部の採掘地域(Rabbit Basin、Little Eagle Butte、ハーニー郡の中部)で採れます。中では、真鍮色とルートビア色は、二色性原石の緑/青緑と赤/ピンクが混ざることでできます。
「希少度」は、色、色調、彩度、透明度や重量に基づいて決まります。
x
7 桃色
詳細な説明
ジュエリー向きの魅力的な人気の色です。淡い桃色は、パステル色やオレンジ味のある濃い桃色より安価です。
希少度(10点満点) *
4 - 7
採掘場所
Same as Pink, the Peach Oregon Sunstone is found in most mines across the Rabbit Basin, Little Eagle Butte and Central Harney county regions.
「希少度」は、色、色調、彩度、透明度や重量に基づいて決まります。
x
8 ゴールド・緑
詳細な説明
コレクターやジュエリー職人の間で人気が高まりつつあるパステルカラーのオレゴンサンストーンです。この色の宝石は、明るく鮮やかです。
希少度(10点満点) *
4 - 7
採掘場所
ゴールド・緑色のオレゴンサンストーンは、オレゴン州の南部の採掘地域(Rabbit Basin、Little Eagle Butte、ハーニー郡の中部)で採れます。
「希少度」は、色、色調、彩度、透明度や重量に基づいて決まります。
x
9 ピンク・オレンジ
詳細な説明
Iジュエリー職人、コレクターおよび投資家が求める人気のある色です。ピンク・オレンジ色合いが濃ければ濃いほど魅力を発揮し、浅い色合いの宝石より高値が付きます。
希少度(10点満点) *
5 - 8
採掘場所
この美しい色のオレゴンサンストーンは、オレゴン州の南部の採掘地域(Rabbit Basin、Little Eagle Butte、ハーニー郡の中部)で採れます。
「希少度」は、色、色調、彩度、透明度や重量に基づいて決まります。
x
10 赤・銅
詳細な説明
この魅力的な色は様々な彩度や色合いで発見されています。最近となって、人気が高まりつつあります。色合いが濃ければ濃いほど、カラット単価が高くなります。
希少度(10点満点) *
5 - 8
採掘場所
赤・銅のオレゴンサンストーンは、オレゴン州の南部の全ての採掘地域で採れます。
「希少度」は、色、色調、彩度、透明度や重量に基づいて決まります。
x
11 赤・ピンク
詳細な説明
高級ジュエリーに最適で美しく、高値が付く色のオレゴンサンストーンです。色合いが濃ければ濃いほど高値が付きます。
希少度(10点満点) *
6 - 9
採掘場所
赤・ピンクのオレゴンサンストーンは、オレゴン州の南部の全ての採掘地域で採れます。
「希少度」は、色、色調、彩度、透明度や重量に基づいて決まります。
x
12 インペリアル(二色性)
詳細な説明
非常に希少な色です。ピンク~桃色ないし赤・銅の二色性を発色し、両側に澄んだ赤色を発色します。インペリアルオレゴンサンストーンは、オウロ・プレット (ブラジル) で採れる希少なインペリアルトパーズによく似ています。インペリアルサンストーンは、高級ジュエリー職人、コレクターおよび投資家の間で人気があり、需要が高いです。
希少度(10点満点) *
6 - 9
採掘場所
インペリアル二色性のオレゴンサンストーンは、オレゴン州の南部の全ての採掘地域で採れます。鉱山によってこの貴重な色の原石の採掘量は異なります。詳細については各鉱山にお問い合わせください。
「希少度」は、色、色調、彩度、透明度や重量に基づいて決まります。
x
13 パパラチア
詳細な説明
この素晴らしくて希少な色のオレゴンサンストーンは、蓮の花から名前を取っています。パパラチア色のオレゴンサンストーンはピンクとオレンジがバランスよく混ざり合ってできるものです。様々な色合い・彩度で発見されていますが、色合いが濃く、ピンクとオレンジがはっきりしているものほど高値が付きます。4ct以上でなおかつカットが良い宝石は投資家の間に需要があります。
希少度(10点満点) *
6 - 8
採掘場所
パパラチア色のオレゴンサンストーンは、オレゴン州の南部の全ての採掘地域で採れます。ただし、鉱山によって採掘量が異なり、全体的な採掘量は依然として少ないです。
「希少度」は、色、色調、彩度、透明度や重量に基づいて決まります。
x
14 オレンジ
詳細な説明
銅含有オレゴンサンストーンの中で特に人気のある、希少な色です。パステルオレンジから濃いオレンジまで、様々な色合いや彩度で発見されており、スペッサルティンやマンダリンガーネットのような赤い色合いも発色します。この色のオレゴンサンストーンは、ジュエリー職人、コレクターおよび投資家の間で大変人気があります。3ct以上の良質の宝石は、良い投資となるでしょう。
希少度(10点満点) *
6 - 9
採掘場所
オレンジ色のオレゴンサンストーンは、オレゴン州の南部の採掘地域(Rabbit Basin、Little Eagle Butte、ハーニー郡の中部)の一部で採れます。年間の採掘量は依然として低く、数百グラムしか採れていません。詳細については各鉱山にお問い合わせください。
「希少度」は、色、色調、彩度、透明度や重量に基づいて決まります。
x
15 赤・オレンジ
詳細な説明
希少で需要がある色です。赤・オレンジのオレゴンサンストーンは、すでに高級な宝石として取引されており、ジュエリー職人やコレクターの間では特に人気があります。4ct以上で尚且カットが良い宝石は投資家の間に需要があります。
希少度(10点満点) *
6 - 9
採掘場所
赤・オレンジのオレゴンサンストーンは、オレゴン州の南部の全ての採掘地域で採れます。この人気のある色の原石の採掘量は鉱山によって異なります。
「希少度」は、色、色調、彩度、透明度や重量に基づいて決まります。
x
16 ウォーターメロン
詳細な説明
非常にユニークな色で、美しいカービングになります。ウォーターメロンの中で様々な色合いや彩度のものがあり、濃い緑のコアの周りに鮮やかなピンクや赤があるものは最も価値があります。淡い色合いのものや中程度の彩度のものでも、赤・ピンクおよび緑・青緑がはっきり別れているピースであれば、コレクター、ジュエリー職人および投資家の間で高い需要があります。
希少度(10点満点) *
6 - 9
採掘場所
ウォーターメロン色のオレゴンサンストーンは、オレゴン州の南部の全ての採掘地域で採れます。この人気のある色の原石の採掘量は鉱山によって異なります。
「希少度」は、色、色調、彩度、透明度や重量に基づいて決まります。
x
17 バイカラー
詳細な説明
非常にユニークな色で、美しい宝石やカービングになります。バイカラーの中で様々な色合いや彩度のものがあり、色合いが濃いバイカラーのオレゴンサンストーンは最も価値が高い種類の一つです。淡い色合いのものや中程度の彩度のものでも、色がはっきり別れているピースであれば、コレクター、ジュエリー職人および投資家の間で高い需要があります。
希少度(10点満点) *
7 - 9
採掘場所
バイカラー色のオレゴンサンストーンは、オレゴン州の南部の全ての採掘地域で採れます。この人気のある色の原石の採掘量は鉱山によって異なります。詳細については各鉱山にお問い合わせください。
「希少度」は、色、色調、彩度、透明度や重量に基づいて決まります。
x
18 赤(通常の色合い全て)
詳細な説明
オレゴンサンストーンのことを良く知るコレクターやジュエリー職人の間で大変人気のある希少な色です。3ct以上で、インクルージョンのない宝石は、投資家やレアストーンコレクターの間で人気があります。
希少度(10点満点) *
7 - 10
採掘場所
赤レンガ色、ブラックチェリー色、サーモン色などの赤の色合いのオレゴンサンストーンはオレゴン州の南部の全ての採掘地域で採れます。この需要の高い色の原石の採掘量は鉱山によって異なります。詳細については各鉱山にお問い合わせください。
「希少度」は、色、色調、彩度、透明度や重量に基づいて決まります。
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19 スピネルレッド、チェリーレッド
詳細な説明
スピネルレッドとチェリーレッドの両色合いはオレゴンサンストーンのもっとも希少で人気のある色の一つです。最高級の赤いオレゴンサンストーンの価値は年々に上がっており、これからも大きく上がることが期待されています。高級ジュエリーには、この赤いオレゴンサンストーンが使用されることがあります。3ct以上の宝石は、投資家やコレクターの間で高値で取引されています。
希少度(10点満点) *
7 - 10
採掘場所
従来から、Dust DevilなどのRabbit Basin地域の鉱山で最高の赤いオレゴンサンストーンが採掘されてきました。2011年から、Little Eagle Butte地域の鉱山(PANA MineおよびSunstone Butte Mine)では、大きくて高品質の赤い原石が採掘されています(最近のGIAによる発表をご参照ください)。オレゴン州の南部の他のオレゴンサンストーン鉱山でも、素晴らしい赤い原石が採れます。
「希少度」は、色、色調、彩度、透明度や重量に基づいて決まります。
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20 ネオンレッド
詳細な説明
ネオンレッド色のオレゴンサンストーンは、あらゆる赤い宝石の中で最も価値のある色です。年に数個しか採掘されないこの色のサンストーンは認識度が上がるのに伴い、価値が上がっています。ジュエリーに仕立てた場合、ネオンレッド色のオレゴンサンストーンは驚くほど美しく、それに勝る赤い宝石はありません。ネオンレッド色のオレゴンサンストーンは、ビルマ産ルビーやロシア産の赤いルベライトにも匹敵します。
希少度(10点満点) *
7 - 10
採掘場所
従来から、Dust DevilなどのRabbit Basin地域の鉱山で最高のネオンレッド色のオレゴンサンストーンが採掘されてきました。2012年から、Little Eagle Butte地域の鉱山(PANA MineおよびSunstone Butte Mine)では、大きくて高品質の原石が採掘されています(最近のGIAによる発表をご参照ください)。オレゴン州の南部の他のオレゴンサンストーン鉱山でも、素晴らしいネオンレッド色の原石が採れます。
「希少度」は、色、色調、彩度、透明度や重量に基づいて決まります。
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21 緑(通常の色合い全て)
詳細な説明
緑色のオレゴンサンストーンは全て、希少度・価値共にトップクラスになります。ピーコック(孔雀)グリーン、パステルグリーン、シーフォームグリーン、ネオングリーン、グラス(芝)グリーンなどのオレゴンサンストーンはもっとも価値の高い色の宝石になります。ほとんどの緑色のオレゴンサンストーンは、二色性を強く発色し、一つまたは二つに光軸に緑色を発色するとともに、残りの光軸にピンク、オレンジ、桃色、または赤(またはそれらを混ざった色合い)を発色します。研磨の際、原石の正面が正しい方向に合わさっていれば、出来上がるルースは主に緑色を発色し、二次的にピンク、赤、オレンジ、桃色ならびに紫色を発色することになります。中程度または濃い緑色のオレゴンサンストーンは非常に珍しく、ダイヤモンド、サファイア、エメラルド、ルビーと比べて、採掘量が少ないです。 緑色のオレゴンサンストーンは、年々価値が上がっていくと予想されています。また、Darryl Alexander氏, Dalan Hargrave氏, John Dyer氏, Aaron Sangenitto氏など、多くの著名な職人が、緑色のオレゴンサンストーンを好んで使っています。
希少度(10点満点) *
7 - 10
採掘場所
2011年に発見されたLittle Eagle Butteの鉱山(複数あり)は、大きくて良質の緑色のオレゴンサンストーンが安定して採掘できることで知られています。他の鉱山でも、素晴らしい緑色のオレゴンサンストーンが採れます。詳細については各鉱山にお問い合わせください。
「希少度」は、色、色調、彩度、透明度や重量に基づいて決まります。
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22 緑・青
詳細な説明
緑・青色のオレゴンサンストーンはすべて非常に珍しいものです。色合いの淡いものより、中程度または濃い色合いの宝石が高価です。3.00ct以上の緑・青オレゴンサンストーンのルースはレアストーンコレクターや投資家の間で高い需要があります。サファイア、トルマリン、スピネルなど、年間採掘量が何百キロの貴石・半貴石と違って、色合いの濃い緑・青オレゴンサンストーンの年間採掘量が非常に低いです。したがって、今度もこの色のオレゴンサンストーンの価値は上がっていくと予想されます。
希少度(10点満点) *
7 - 10
採掘場所
緑・青色のオレゴンサンストーンは、Little Eagle Butte鉱山やRabbit Basinの他の鉱山で採ることができます。詳細については各鉱山にお問い合わせください。
「希少度」は、色、色調、彩度、透明度や重量に基づいて決まります。
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23 青、青緑
詳細な説明
青、青緑色のオレゴンサンストーンは、価値、希少度ともに最も高い種類の一つです。真っ青なルース(緑味あり)は非常に希少度が高く、年間採掘量が何百キロあるダイヤモンド、ルビー、エメラルド、タンザナイトなどと違って、年間採掘量が非常に低いです。この色のオレゴンサンストーンは、高級ジュエリー職人、コレクター、および投資家の間に高い需要があります。青、青緑色のオレゴンサンストーンは市場に浸透するにつれ価値が上がっていくと期待されています。、
希少度(10点満点) *
8 - 10
採掘場所
2011に発見されて以来、Little Eagle Butte鉱山、特にPANA mineやSunstone Butte鉱山にて大きくて最高質の青、青緑色のオレゴンサンストーンが採掘されています。また、スネークバイトピット(Dust Devil鉱山の採掘場)、Spectrum鉱山、およびDouble Eagle鉱山にて、高品質の青、青緑色のオレゴンサンストーンが採れます。
「希少度」は、色、色調、彩度、透明度や重量に基づいて決まります。
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24 紫、ワインレッド
詳細な説明
良好な紫色を発色するオレゴンサンストーンのルースは、世界で指を折るほどしか存在しません。20年間、オレゴンサンストーンを採掘していますが、はっきりとした紫色のオレゴンサンストーンのルースは3個しか発見したことがありません。原石(ラフ)としての紫色の銅含有オレゴンサンストーンはありません。この色は、二色性の原石を計算して研磨することによって生まれます。青緑と赤色がうまく混ざると、青緑や緑、赤いの色味のある紫色のルースができるかもしれません。ただ、アメシストのような紫色のオレゴンサンストーンを期待しないでください。完全に紫色やワインレッド色のオレゴンサンストーンは存在しません。本物の紫色のオレゴンサンストーンは、必ずそのベースとなる色味が確認できます。
希少度(10点満点) *
8 - 10
採掘場所
オレゴン州の南部にある多数のオレゴンサンストーン鉱山から採掘される原石で、紫色のルースが作れています。
「希少度」は、色、色調、彩度、透明度や重量に基づいて決まります。
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25 マルチカラー(ミスティック)
詳細な説明
最も希少度が高く価値のあるオレゴンサンストーンの種類です。中程度または濃い色合いのマルチカラー(ミスティックとも呼ばられる)オレゴンサンストーンは、3つ以上のはっきりとした色を発色します。緑、青、青緑、赤、紫、ピンク、オレンジ、および桃色の全ての色を一つの宝石が発色します。光の条件や見る角度によって色や彩度が変わります。また、シラーが反射する光が美しさを増し、一つ一つの宝石を無二のものとします。この発色現像は他のどのミネラルでも見ることがでないので、ミスティックオレゴンサンストーンは伝説級の宝石であると言っても過言ではありません。
希少度(10点満点) *
8 - 10
採掘場所
マルチカラー(ミスティック)オレゴンサンストーンは、Little Eagle Butte鉱山でよく採掘されています。また、Rabbit Basinの鉱山やハーニー郡の他の鉱山からもたまに採掘されます。
「希少度」は、色、色調、彩度、透明度や重量に基づいて決まります。
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シラーの品質
等級A級
高い(光を強く反射する。魅力的なシラー分布があると尚良い)あらゆる強度の中で最も望ましいシラーのタイプです。
等級A級
一般的なシラー
色コア+シラーの価値評価
シラーの強度
非常に低い
低い
やや低い
中程度
やや強い
強い
非常に強い
A級 (-3)
A級 (-2)
A級 (-1)
A級 (0)
A級 (+1)
A級 (+2)
A級 (+3)
70%
80%
90%
100%
95%
90%
80%
100%
100%
90%
80%
70%
60%
50%
シラーの品質
等級B級
中程度(光をよく反射するが、そのシラーの約半分(又はそれ以下)にムラがある)
等級B級
一般的なシラー
色コア+シラーの価値評価
シラーの強度
非常に低い
低い
やや低い
中程度
やや強い
強い
非常に強い
B級 (-3)
B級 (-2)
B級 (-1)
B級 (0)
B級 (+1)
B級 (+2)
B級 (+3)
55%
65%
75%
85%
80%
75%
70%
95%
95%
80%
70%
60%
55%
50%
シラーの品質
等級C級
低い(ある程度の光を反射するが、ほとんどのシラーは輝きがない)
等級C級
一般的なシラー
色コア+シラーの価値評価
シラーの強度
非常に低い
低い
やや低い
中程度
やや強い
強い
非常に強い
C級 (-3)
C級 (-2)
C級 (-1)
C級 (0)
C級 (+1)
C級 (+2)
C級 (+3)
40%
50%
60%
70%
60%
50%
40%
90%
90%
80%
70%
55%
45%
40%
シラーの品質
等級D級
非常に低い(このタイプの銅シラーは暗くてムラがあり、ルースの魅力を損っている)
等級D級
一般的なシラー
色コア+シラーの価値評価
シラーの強度
非常に低い
低い
やや低い
中程度
やや強い
強い
非常に強い
D級 (-3)
D級 (-2)
D級 (-1)
D級 (0)
D級 (+1)
D級 (+2)
D級 (+3)
30%
35%
45%
50%
45%
35%
25%
85%
85%
70%
60%
45%
40%
35%